楽しい本作り生活

「文響社」という出版社で書籍デザイナーとして働きながら、本や漫画、映画や舞台など多くのものに刺激をもらっています。 ここには自分が日々感じたことを備忘録的に書き残していきたいです。 たとえ明日自分がこの世界にいなかったとしても。少しでも他者を勇気付けたり、楽しませるものを世に送り出しておきたいと願っています。 よろしくお願いします。

こんばんは森下です。

私がTwitterのアカウントを開設してからそろそろ2年が経とうとしています。その中で多くの方とつながりを持つことができたおかげで、時折ですがダイレクトメッセージを通して、考えていることを共有していただけることがあります。

私の呟きやブログ記事を通して考えたことや感じたことを送ってくださる方もいますし、ご自身の日常を定期報告的に紹介してくださる方もいらっしゃいます。

そういった方から届くお話を読んでいる(感覚的にはほとんど直接聞いているような感じなんですが)時間は、私にとってすごく楽しいし、癒しの時間です。不特定多数に公開されたツイートやブログ上の文章とは違って、自分だけのためにお手紙を書いて頂いたような、贅沢な喜びですね。そしてそんな文章に対して私の方からもお返事を返すのがまた楽しい。

文通ではないんだけれど…でも、まさに文通の様に手紙のやりとりをさせていただいているような気持ちになっています。

また、そんな交流を通して自分の知らない文化や出来事、価値観に触れられることのなんと面白いことか。そしてなんと学びがあることか。

以前、老齢のご家族の介護をされている方から、その日々のお話を送って頂いたことがありました。日常の中での多くの苦労であったり、その中でも喜びを感じる瞬間があるというお話は、私にとっても勉強になることや、思い当たることが本当に多くて。その方の文章を読み、やりとりを重ねるうちに最後には過去の自分を遡って許せるような気持ちになっていました。

その他にも、現在進行形で夢を叶えている様子をご報告してくださる方からは、私も毎回元気をいただいていますし、ブログ記事への感想を通して大切な気づきを毎回与えてくださる方もいます。(これについてはまた改めて書こうと思います) ああ、この方のように歳を重ねたいなと思わせてくださる、素敵な人生の先輩もいらっしゃいます。



「不特定多数の他者のために文章を書く」という言葉は、私は自分に対してはちょっと使うのを遠慮してしまいます。そんな大層なもんじゃないよという思いがあるし、実際ただの自己満足なので。

でも、明確な個人を差して「あの人のために文章を書く」という行為は確かにあって。その喜びや楽しさを日々感じています。


この場を借りて改めてお礼を言わせてください。
いつもお話を聞かせてくださって、本当にありがとうございます。


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