楽しい本作り生活

出版社で書籍デザイナーとして働きながら、本や漫画、映画や舞台など多くのものに元気をもらっています。このブログも訪れた方が少し元気になれるような、そんな楽しい記事を綴っています。

私は落ち込みやすい人間です。それまでどんなに楽しい気持ちでいても、ちょっとしたきっかけでズーンと暗くなってしまったり、クヨクヨと悩んで、答えが出るまで考え込んでしまうような傾向があるんです。

そういう事態の解決法も色々と試したり、このブログにもさまざま書いてきて、その都度効果があったりなかったりしていたのですが、今回書いてみるのは、とっても自分に合っていて効果を実感できる方法でした。

それが「自分の取り扱い説明書を作る」というものです。

何をするかというと、何かで落ち込んだ気持ちになったり、クヨクヨと考えてしまうようなことがあったら、スマホのメモ帳にその悩みと解決策(悩みを打ち消してくれるような考え方とか、自分が対処できる行動、あとは人から言われて嬉しかった言葉とか)を書いておくのです。

そうやって文字にするだけである程度スッキリする、という効果もありますが、何よりまた同じ事で落ち込んだ時に、そのメモを読み返すとめちゃくちゃスピーディに立ち直れます。

そのメモが溜まっていくにつれて、なんだか私はどんどん悩まなくなってきたというか、悩むことはあっても、その状態のままずっと落ち込んでいることが少なくなってきたような気がしています。



こういうものを作ってみようと思ったきっかけは、このブログや自分の日記でした。読み返すたびに「おんなじことで何度も悩んでいるなぁ」とか「結論も少しずつブラッシュアップされてはいるけれど、でも基本的には同じ解決策が毎回出ているなぁ」と気がついたのです。

同じことというのは、私の場合は「自分が続けてきたことの成果が感じられない」とか「他者に対する嫉妬や劣等感」とか「子供の頃に人から言われたことや、されたことを思い出して悲しくなる」とか。だいたいその辺りが多いですね。で、それに対する解決策もまぁ、毎回似ています。

つまり、少なくとも私という人間は、ここ数年間は定期的に、①同じようなことで落ち込んで→②それに対してクヨクヨと悩んで→③同じような解決策を導き出して→④最終的に前向きになる。

という行為を繰り返していたようです。で、あるならば①は仕方ないにしても、②と③の時間はもう少し短縮できるんじゃないかなと。

そういう考えで始めたこの「自分の取説作り」ですが、本当に効果を実感しています。悩みを感じたらすかさずメモを見る。同じ項目があれば読み返して落ち着く、もし合致するものが無くても、そういう時は新たに項目として書き込むことで「よし、次は同じことに悩んだら、今回のメモが役に立つぞ」と嬉しくなれるんです(笑)

この習慣は検証の意味も含めてこの先も続けていきたいですが、今のところはとても効果的に働いてくれていますので、皆様にもお勧めいたします。


今日も前向きに。
元気に、楽しく過ごしていけたら良いですね。



コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. む
    • 2024年07月19日 14:37
    • 私もやってみマス
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      morishita_book

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    • 2. 森下
    • 2024年07月21日 08:11
    • む様、ありがとうございます! ぜひやってみてください✨
      私も続けていますので、気がついたことがあればこちらで書かせていただこうと思います。
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      morishita_book

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