楽しい本作り生活

出版社で書籍デザイナーとして働きながら、本や漫画、映画や舞台など多くのものに元気をもらっています。このブログも訪れた方が少し元気になれるような、そんな楽しい記事を綴っています。

突然ですが、皆様は『うんこ啓発ドリル』というシリーズをご覧になったことがあるでしょうか。

防災や税金、健康やマナーなど…。豊かに生きていくために必要なさまざまな知識を「うんこ」を使って子供達に楽しく学んでもらおうという活動です。

私も気になるテーマのドリルについては中身を読んだり問題に挑戦してみたり、と楽しんでいるのですが、中でも最近触れた「補助犬」がテーマのうんこドリルからは、特に沢山の学びがありましたのでご紹介させてください。


hojoken


補助犬とは障害のある人のお手伝いをする犬のこと。その存在はなんとなくの知識として知ってはいましたが、「盲導犬」だけでなく「聴導犬」や「介助犬」といった3種類のお仕事があることや、それぞれどういったサポートをしているのか、入れる場所に制限はないことなどなど…。大人の私でもよくわかっていなかったことばかりでした。(特に盲導犬は目の見えない方の代わりに信号を見てくれているように思っていたけれど、実は犬には信号の色が判別できていないことは驚きました)


manabi


これまでも街中や電車の中などで、お仕事中の補助犬を見かけたことがありましたが、そういった時にこちらは何を気をつければいいのか、しっかりと学ぶことができました。お仕事の邪魔をしてはいけないけれど、それでも我々にお手伝いできることもあるのだというのは、大切な知識だと思います。

またこのドリルをやってみた後で、補助犬ドリルの監修を担当された『日本補助犬情報センター』のコメントも読んだのですが、文章だけでなくイラストからも正しい知識が伝わるように、リードの持ち手(基本的に左手で持つ)や、車椅子の形(介護用のものではなく自走用の車椅子を使う方が多い)などにも注意をしてくださったと知り、2回目はそんなところにも注目して問題に挑戦してみました。

さらにそこから興味を持って、日本補助犬情報センターのホームページをよく読んでみることで、補助犬活動の現状や理解の実態も知ることができました。(私個人としては日本で実働している補助犬が24年4月時点で約900頭程度というのも驚きでした。もっと沢山いるのかと思っていました)


自分がこれまで知らずに生きてきたことに触れ、興味を持ったことに対してはもっと調べてみる。そして、それによって得た知識で明日からの行動や考え方を少し変えてみる。

そんな体験こそ、今の私にとって「学び」と呼ぶのだと思います。今回もうんこドリルを通して、補助犬の基礎知識を知り、自分にできることを知り、そして日本補助犬情報センターの活動を知りました。私にできることはなんだろう、と考えて行動をしていきたいです。


もし、この記事を通してご興味を持たれた方がいれば、是非一度遊んでみてください。




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